ワイシャツの寸法の測り方(身体で測る)
初めてオーダーメイドでワイシャツをご注文される方、自分の寸法を知らない方。ここでは実際の寸法の測り方をご説明させていただきます。ただ、実際に注文される場合は出来上がりの寸法を入力してください。以下の測り方を参考にしてください。
また、実際に今来ているワイシャツからでも寸法を測ることもできます。詳しくはこちらの「ワイシャツの寸法の測り方(既製品ワイシャツから)」をご覧ください。
喉仏の下あたりで測ります。平均的なサイズを希望なら、採寸した値に2.5cmを加えたものがベストサイズになります。また、ゆったりとしたサイズがご希望なら3cm、タイトなサイズがお好みでしたら加える数値に2cmにしてください。
通常よりも襟の高いシャツを希望の方は喉仏のあたりで採寸をしてください。
シャツの肩線(肩の骨のトップからトップまで)を測ります。上腕と肩の関節部にある突起した骨(シャツでしたら肩の裁縫辺り)を起点とし、首のつけ根を通って反対側にある肩の突起した骨を測ります。
ゆったりサイズがお好みの方は測り場所を少し広げ、タイトを希望される方は少し狭めてください。
裄丈(ゆきたけ)とは首のつけ根(中心)から、肩を通って袖口までの長さのことを指します。
首のつけ根を起点とし、肩を通って手首の骨から5cmほどまでを測ります。手首の場所で測ってしまうと動く際にゆとりがなく突っ張ってしまうので、注意が必要です。また、首のつけ根から肩を通るときは、「肩幅の測り方」で起点とした肩の突起を通るようにしてください。理想は、前にならえをしたときにちょうどカフスが手首にくるようになることです。
バストは脇のすぐ下を通るように、ウエストはおへそを起点として測ります。測った数値に14~16cmぐらいを加えたサイズが通常の目安です。ゆったりサイズがご希望の方は18~20cm、タイトなサイズをご希望なら8~12cmを目安に数値を加えてください。
採寸している途中で背中の方がずれ落ちてしまうことが多いのでメジャーを体の周りに水平にして測ってください。
エリの下からおしりあたりまでまっすぐ測ります。ただし、普段履かれているパンツのベルト位置で出た数値の調整が必要です。例えば、普段股下の短いものを履かれている方の場合は、後ろ丈が短いと動いたときにすぐシャツがパンツから出てしまうことがあります。この場合ですと、出た数値よりも長めに調節した方がいいでしょう。
手首の周りを測ります。通常であれば7cmを加えたものがベストサイズです。ゆったりサイズをご希望の方は8~9cm、タイトなサイズをご希望の方は6cmを目安にしてください。